●結婚式でエンターテイメント(余興)●

 

夫の知人の結婚式で「ごまハチ」として、余興を頼まれまして、人生初「余興ライブ」をさせていただきました。

 

初めて、夫からその話を聞いた時は、冗談だと思いました。

だって、結婚するお二人は、お若い20代。人生の中でも大切な華やかなイベントに、「地味な地域おこしソングを歌う素人の中高年夫婦へのオーダー」なんて、ある訳ないじゃないですか。。。

 

 

若い人の冗談のお話を、オッサンがウレシくて真に受けているのだろう、マッタク・・・と思っていたのですが、どうやら本当のお話のようで。。。

 

 

そうなると、わたくし、かなり悩みました。

 

まず、楽曲。そんなおめでたいお席に、私たちの地域おこしソングは、なじみませんん。

まさか、「空き家の歌」とか「このままで演歌!」とか、歌える訳ないじゃないですか。

せいぜい、適しているのは「イエイエしまね!」くらいです。

でも、10分のお時間をいただいたので、一曲では、さみしいい。。。

 

ということで、お二人のために新曲を作ることといたしました。

お二人のお名前や馴れ初めなど盛り込んで、結婚式に相応しいようなお祝いの歌「Present day ~今日という日は贈り物~」という曲を作りました!出来は、まあまあではないでしょうか。

 

 

 

さて、次に衣装です。

これも、いつものような、モンペとか、カントリー、ロックンロール風は似合いません。

 

●唯一の余興ということですから、ある程度、目立たないといけません。

●おめでたい場ですので、花を添えるような感じではないといけません。

●しかし、あまり派手にして、新郎・新婦に失礼があってはなりません。

●また、私たちは、招待客ではありませんので、招待客の方々が着用されるような、フォーマルなスーツやドレスもいけません。

●とはいえ、やはりフォーマルな場ですので、カジュアルすぎてもいけません。

あくまでフォーマル感は必要です。

 

いやあ、悩みましたよ。。。

 

派手で目立つ&おめでたい感じ&皆様と被らない&あくまでフォーマル。。。。

 

 

 

そして出た結論がこんな感じです。

 

おめでたいといえば=紅白

形でいえば丸。

 

 

この色と形なら、まず皆様と被らない。

フォーマルなドレスは、オーガンジーの様な薄手のフワリとした生地で中間色&無地が多いので、大丈夫。

そして、素材はマットなコットン系にしようと思いました。

 

ということで、まず「赤地に白の水玉」にしようと思いました。

そこで、まずイメージしたのが、水玉模様で有名な草間彌生さん。

 

草間彌生さんの様な洋服をネットで探したのですが、まああ、無いですね。

 

普段ネットで洋服を買うのは、楽天かユニクロか無印良品くらいですが、赤地に白の水玉の服が、ユニクロや無印にあるはずがなく、楽天でも相当探しましたが、子供服とかコスプレ用しかなく・・・。

 

やっと見つけたサイトは、中国のサイトで、口コミを見ると、「いつ届くか、何が届くか、わからない」と言ったコメントが多くて、とても注文できない。

何日も「赤白 水玉 ワンピース」などと検索しまくりました。

 

そうすると、ある日、DeNAショッピングで、赤白の水玉のワンピースを見つけました。

 

ただ、サイズとか書いてないし、口コミもないし、もしかしたら、子供服かもしれないし、私がイメージしてるデザインでもないのだけれど、あまりに安かったので、興味本位と、着れなくても生地で何か小物やリボンとか作れるかもと、まーーーーーーーったく期待せずに注文しました。

中高年で、これは無謀やね。。。普通。
中高年で、これは無謀やね。。。普通。

 

到着して着てみたら、不思議なことにサイズがほぼぴったり。(ちょっきゅうくつだけど)

そして、着心地がとても良い。

しかし、すごいミニ。

 

でも、こんなミニをアラカンのおばさんが着たら、みんなひくよなーーー。

夫に恥をかかせるし、結婚式を台無しにするかも・・・・。

 

でも、これ着てみたいなーーーー。

でも、夫が大反対するだろうなーー。

と思いました。

 

 

そして、夫が帰って来て、着て見せると、微妙。

大反対はしないけれど、もちろん大賛成もしない。

「少なくとももう少し痩せた方がいいんじゃないの」と言われました。

 

それは、私も思っていたので、「大反対ではない」ということは、「これもありかも」と思い、このワンピースで行こう!と冒険に打って出ることとしました!

(ここまでお読みの皆さん、「あちゃーっ」と思われたことでしょう…)

 

あとは、いかにこのカジュアルな紅白ミニワンピをフォーマルにするか!

 

ノースリーブだし、このままでは、リゾートです。

何より、このままでは、怪しいおばさん、イエ非常識なおばさんです。。。

 

 

いやいやいや、頭使いました。

人生の中で、こんなに衣服やファッションに頭を使ったことはありません。

 

まず、短すぎるので、レースを買って、裾のまわりに縫い付け数センチ長くしました。(針と糸を使うの何年ぶりか

 

次に、フォーマル感を出すための工夫として、小物を揃えなければなりません。

 

 

ボレロ、帽子、手袋、タイツ、バッグなどなど。

最初は、上品なので、白が良いかと思ったのですが、白は花嫁さんの色で、とんでもないです。

ということは、黒しかありません。

 

それぞれの形も色々悩みながら、ベターと思われるものを選択していきました。

 

黒いタイツも薄すぎても、濃すぎてもおかしいので、何デニールくらいのが良いか、何パターンか買って履いてみて選びました。

 

しかし、どんなに着飾ってもアラカンです。中高年です。。。

 

できるだけ、顔をみられないように、顔の周辺に視線が集まるように、イヤリングも耳にピタリとつくのしか持ってなかったので、水玉をイメージして、フラフラ揺れるやつを購入しました。(そっちが気になって顔を見ないかも…)

 

また、ハチとのペア感を出すために、ワンピースについていたリボンを切って、ハチの蝶ネクタイと、私の帽子のリボンを作りました。

 

あと、何か音が出るものが持ちたいと思い、子供用のベルを持とうと思いましたが、音にこだわるハチが、どうせ買うのなら、「ちゃんとしたベルにしてくれ」というので、ちゃんとしたドイツ製のハンドベルにしました。(音が出たら、なんかごまかせるかも…)

 

そして毎日、食べるものを控えて筋トレもして2キロやせました。

 

 

ということで、言い訳がながなが~くなりましたが、ここまで頑張ってやっとこんな感じです。

 

 

 

 

 

いろいろ試行錯誤しているうちに、「あれ??なんか、ミッキーマウスの

ガールフレンドのミニーちゃんみたいな配色だなあ」と気がつきました。

 

当日は、皆さんから「ミニーちゃんみたいで可愛い」と、お世辞(わかっております)を言っていただいたのですが、ミニーちゃんをコンセプトにしたわけでなく、「派手&おめでたい&被らない&フォーマル」を追求した結果こうなりました。

 

ハチは、なぜか本人の希望で、白髪でダンディな路線を狙ったのでしょうか。。。。

 

 

 

さて、肝心の余興の方は、なんとか無事にお役を果たさせていただきました。

 

2曲めの「イエイエしまね!」では、ちょっとフラッシュ・モブ的な演出で、新郎新婦もご一緒に、9人でのダンスパフォーマンスとなりました。

(皆さん、熱心で、2回ほど事前に合同練習もしました!)

おかげさまで、とっても盛り上がってほっとしました。

 

 

 

何より、新郎・新婦さま、本当におめでとうございます。

こんな地味な私たちを華やかなお席に呼んでくださいまして、感謝しています。ありがとうございます!

 

一緒にパフォーマンスをして頂いた皆さま、ありがとうございます!!

もしよろしければ、皆様がご結婚をされる場合にも、お声をかけていただければ、ごまハチ何でもいたします!!

 

以上、結婚式での余興のご報告でした。

 

 

 

ちなみに、今回のファッションにつきまして、夫ハチからは、

「ギリ大屋政子」と言われました。

 

私は、冷静に客観的に自分を見て

「大屋政子さん」というよりは

「アパマンションの社長」に近いのではないかと、思っています。

 

何れにしても、お二人とも、とっても資産家で大金持ちですので、

いい感じで、あやかりたいものです。。。。

 

 

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