●「五しの里さじ」に行ってきました●

今回伺った、鳥取県鳥取市佐治町は、「五しの里」をテーマに地域づくりを行っています。
最初、「五し」って何の事だろう???と思ったのですが、これは佐治町の5つの地域資源をあらわしている言葉なのだそうです!
その地域資源とは

①梨(なし)
②和紙(わし)
③話(はなし)
④石(いし)
⑤星(ほし)

全部、最後に「し」が付きます。
ふつう、この様にインを踏んだような言葉でまとめたりすると、ちょっとこじつけとかムリがあったりしがちですが、そんなことはなく、どれをとっても地元の方が誇れるような地域資源なのでした。
むしろ、うまいぐあいに「し」がついたもんだ!と感心しました。


たとえば、主要産業でもある「二十世紀梨」や「因州和紙」は、全国へも佐治地域ブランドとして発信していますし、「星」も「全国星空継続観察」で一位になったこともあるほど、観察環境に恵まれていて、さじアストロパークという日本有数の公開天文施設もあります。(私も見学させてもらいました!)


この様に、講演やシンポジウムなどで、各地に伺うと、逆にこちらがいろいろと地域の取り組みを学ばさせてもらいます。
そして、たいていの場合、主催者の方々が、ありがたいことに地域を案内してくださるので、とても勉強になります。

今回も、その「五し」ゆかり地域の宝物を案内してくださいましたので、いくつかご紹介しましょう!


【民話の館】
江戸時代の民家をそのまま移築したというかやぶきの「民話の館」です。

「五し」のひとつでもある「話(はなし)」は、当地に古くから伝わるユーモラスな「佐治谷ばなし」のことですが、そのお話を、語り部さんがここで語ってくれるそうです。


この囲炉裏を囲んで聞く昔話は、子供たちの創造力を何十倍にもかきたてることでしょう!!


(しかし、個人的には、私はこんな囲炉裏で、串に刺した鮎を塩焼きにしてドブロク呑みたい。。。不謹慎。すいません。。。)




ところで「佐治川石」という石を、ご存知ですか?
私は、不勉強でまったく知りませんでしたが、日本三大銘石のひとつなのだそうです!
「因幡の宝石(いなばのたからいし)」ともいわれている銘石で、ここ「佐治川」を産出地とし、昔から愛好家には盆石や庭石とちて大変人気があるそうです。


【黎明の庭】
その石を見る事ができる庭です。
正直、私には石の魅力は、よくわかりませんでしたが、今は使われていないというこの建物と、庭の雰囲気、たたずまいに妙に魅かれました。
以前は、この建物の中に結婚式場とか、飲食施設もあったそうです。
写真には写ってはいませんが、手前側にも、庭を丸く囲むような形で、建物があり、とてもステキな雰囲気でした。

先日、兵庫県養父市で伺った「おおやアート村 BIG LABO」の様に、芸術家やアーティスト、いろんな国の人たちがUIターンとか、短期ステイで集まって来たら、絶対面白いのに!!
と、勝手によそ様の地域資源でモーソーしてしまいました。。。



その他にも宝物がいっぱい!の佐治でした!!

 

くわしくはこちらを♪

🔗「五しの里さじ地域協議会」

 

🔗佐治町ナビ

 

 

ちなみに、三大銘石の、あとの二つは

 

●佐渡の赤玉石(新潟県佐渡市)

●神戸の本御影石(兵庫県神戸市)

 

だそうです。

これを機会に覚えよう。。。


勉強になりました!


明日もまた佐治での話題です♪

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