前回のブログで「明日もまた佐治の話題です」と書いておきながら、数日たってしまいました。。週末にまた出張で、バタバタしておりました。
楽しみにしてくださっていた方がいらしたら、すいませんでした。
年度末は、本当に慌ただしいです。。。
さて「鳥取市佐治町」では、私はなんと、初めて民泊体験をすることとなりました!
佐治町は、町ぐるみで、民泊に取り組んでいて、パンフレットを見ると22軒ものお宅が紹介されています。
鳥取市内の小学生や、田舎暮らしを体験したい都会の人たちを対象に、積極的に活動をされていて、民泊が盛んな地域としても有名なのです。
私はこれまで、交流促進とか、定住促進などで様々な試みをしてきましたが、なぜか「民泊」にだけは、取り組んだ事も関わった事もありません。
それは、なぜかといいますと、私自身が大変な人見知りであり、「見ず知らずの方のお宅に泊まる」という事が、緊張するから苦手なのです。。。
私の地域活動は、「自分がやりたい事、興味のある事をやる」というのが、基本姿勢??なので、自分が苦手な分野には手を出しません。
ということで、「民泊」に関わった事はもちろんのこと、宿泊したことすらなかったのです〜!
今回佐治町では、一泊目は、夫と某町職員のAさんと3人で、コスモスの館というペンションに泊まったのですが、2泊目は、協議会のIさんのお勧めで、民泊に泊まらさせて頂く事となりました。
そうは見えないかもしれませんが、私はとんでもなく、
小心者でビビリ
なので、かなり迷ったのですが、スタッフのIさんが、鳥取県東部地方特有の「心安さ&人当たりの良さ」な方で、ついつい友達気分になってしまい、結果、民泊をお願いする事となってしまいました。
(しかも、この日は夫は、別の地域で違うシンポジウムに参加するため、私一人でお世話になる事となりました。。。)
実際には、シンポジウムの後に、交流会があり、けっこうお酒もいただき、「次は2次会〜」みたいな感じで、とても自然な形でお宅に伺う事ができました。
私が泊めて頂いたのは、22軒のお宅の中から、「星の宿」という谷口さんのお宅でした。
にこにこと優しいお母さんと、口数は少ないけれど包容力のあるお父さんといった感じの温かいご夫婦で、超ビビりの私も緊張する事無く、むしろ自分の実家に帰ったかと錯覚をするような、ホットするような雰囲気で、心温まるひとときを過ごさせて頂きました。
朝ごはんには、こんなにたくさんの手作りお料理が!!!
地元で採れた野菜や山菜を、奥様が手間ひまかけて、
作られたこだわりの田舎料理です!
もちろん、どれも、と〜っても美味しかったです!
けれども量が多くて、全部食べきれなかったので、
夫にも食べさせてあげたいと、思い「持ち帰っていいですか」
とお願いした所「では、これも、あれも、それも…」と、
お二人がお惣菜だけでなく、お餅や猪肉など、
たくさんのお土産を持たせてくださいました!!
本当にどうもありがとうございました。
そして最後、帰る時に、家の外まで送ってくださったのですが、
手を握ってお別れの握手をした時に、なぜか涙が出そうになりました。
ほんと、民泊っていいものですね!!
今度伺う時は、夫も一緒におじゃまできればと心から思いました。
(と、ヒョーヘンしていた私でした…)
「五しの里さじ」は、誰の心をもやさしく、あったかく、
おさじ(スプーン)ですくってくれるような地域でした。
心安くてあったかい人たちにたくさん出会う事ができました。
だから、子供たちも、さじのおじちゃん、おばちゃんの
民泊やお話や体験が大好きなのだと思いました。
この「sajiのさじ」を作っている、さじのおにいちゃんは、
子供たちの大の人気者なのだそうです。
私と夫にとプレゼントしてくださいました!
さじのみなさま、どうもありがとうございました!!!!