年度末になると、委員会的なものが多く、たびたび県庁所在地の松江に出かけます。
たいていは、日帰りなのですが、先日の委員会は、午後遅くの始まりだったため、松江泊になってしまいました。
ひとりでホテルに泊まるのは、ビビリの私は苦手なので(といっても、相当泊まってきましたが…)、そういう時はできるだけ夫にもつきあってもらうのですが、夫も仕事の都合でむりだったので、仕方なくひとりで泊まりました。
しかしながら、ネガティブになりやすい状況をポジティブに変換すべく
●一人で松江で泊まるのも中々いいねプラン●
を、考えてみました。
当然、夜は、酒を飲みにでかけますので、そのお店選びが重要です!!
どんなところがよいかといいますと。
①もちろん近場。ホテルから歩いて2〜3分以内。
②一人で入っても浮く事なく、居心地よい雰囲気。
③できれば、これまで行ったことの無いお店。
④さらには「松江」ならではのグルメ&地酒を!!
ゼイタクっちゃゼイタクかもしれませんが、こんなうまい話はないだろう!と思ってネットでチェックしてみましたら・・・
あったんです〜〜〜〜♪♪♪
まあ、なんて運の良い私♪♪
その日の宿泊は松江の「サンラポーむらくも」というところでしたが、なんとそのすぐ近くに「松江おでん」のお店があったんです。
松江で呑んだことは、多々ありますが、残念ながらまだ「松江おでん」の専門店には行った事がなく、いつかは行きたいと思っていたところでした。
しかもクチコミでは「地元の人がおススメするお店」であり「店主やおかみさんが気さくでアットホームな雰囲気」もちろん「美味しくてリーズナブルで、地酒も揃っている」というまあ、ホントに、私のニーズにぴったり♪
(おまけに「松江を舞台にしたNHKの朝ドラの打ち上げにも使われた」そうです…)
もっといいますと、そのお店は「有楽」という屋号で、私は個人的に「織田有楽斎(信長の弟で茶道『有楽流』を創始)」を研究?しておりまして、ああ、もう、ほんと、運命的!とまで思いました。
しかも茶道的には、松江といえば、松平不昧公の「不昧流」です。その城下町で、「有楽」ってどうして名前をつけたのかな??お店の人に聞けるかな??興味あるな!!!ワクワクドキドキ!!
ってな感じで、すっかり「松江ひとり旅」が楽しみになってしまいました。
ルンルン!!
さて、当日マジメな委員会が終了後、ホテルにチェックインし、すぐにスマホのmap見ながら目指すお店に行きました!!!
発見!!
でも、なんかやな予感。暗い。
玄関に張り紙がありまして、しばらくお休みだそうです。。。
ガックリ・・・
飲食系のガックリは、強烈ですなあ・・。
この数日、松江おでん食べる事しか、ほぼ考えていなかった。。。。
メニューもチェックして「まず一皿目は、松江おでんの特徴でもある春菊に、湯葉巻き、大根、糸こんにゃく…。でも大根大きいらしいから、他のもの頼めなくなるから、どうしようかな…♪♪」とか超具体的に妄想していました。
しかしながら、立ち直ろう!
立ち直るしか無い。
他のお店を探そう。。。
と、トボトボ歩きだしました。
「サンラポーむらくも」というのは、島根県庁に近くて、繁華街ではないので、もともとお店が少ないのです。
でも、ネットで調べて、とても評判の良い、でも一見さんには入りにくそうなお店を見つけました。
普通なら、ちゅうちょするところですが、勇気を出して入ってみたら、満席で・・・入れませんでした。
その他には、立ち飲みの焼きトンのお店があるくらいで・・・。
私が、あと10才若ければ「焼きトン&立ち飲みベリーウエルカム」ですが、還暦を前にした身には・・・。
結局、ホテルの一階のレストランへ。
(この日は、お昼もここでした…)
広いレストランでひとりで晩酌ってさみしいよ〜〜〜。
せめて地ビールを!
松江の地ビール「へるん」とってもおいしいです!!
おつまみは・・・。
レストランなので、結局松花堂弁当的な・・・。
でも、このレストランは、ふつうにおいしいです。
松江でランチという時は、ほとんどここです。
左下の白いのはたぶん宍道湖七珍のひとつ白魚でしょう。
ビールの後は熱燗×3本。たんたんと飲む。
「日本酒で乾杯」とおちょこに書いているが、乾杯する相手も無い。。
早々に切り上げて、部屋でゆっくり飲む事に。
近くのスーパーで購入。
大学生か、おっさんか。って感じ。。。。
翌朝。
このホテルの窓からは、国宝・松江城(右端)も島根県庁(左端)もよく見えます。
きれいですね〜〜〜。
橋の向こうは、宍道湖です。
全国の中でもこんなに美しい県庁所在地はありません。
秋田市だけは、行った事がありませんが…
【余談】
おでんやさんの「有楽」は「ゆうらく」とよむそうです。
勝手に「有楽斎(うらくさい)」に関係があると思い込んで「うらく」というのだと思っていました。
有楽町に関係があるのかな?といっても東京の「有楽町(ゆうらくちょう)」の名前の由来は、織田有楽斎の屋敷があったからといわれていますので、やっぱり何かご縁を感じます。
次に松江に泊まる時は、必ず行きます!!!!
松江おでんたべたい。
でも、こんどは、夫も一緒がいいですね!
大根はんぶんこして、他のものいろいろ食べられる♪ふふふ♪