●むさしのむすび●

先日、所用で富山県に行ってきました。
新幹線に乗るときは、駅弁を買うのも楽しみですが、広島駅で駅弁を買うときは、
ほぼ「むさしのむすび」です。
アナゴ弁当とか牡蠣めしとか、いろいろ迷いますが、
やっぱり「むさしのむすび」に落ち着きます。

 

 

 

といっても、むさしのむすびも種類が多くて、これまた迷うのですが、私たちのような中高年は、やっぱりこう言うシブメを選んでしまいます。
左が「田舎むすび(700円)」。右が「山菜むすび(870円)」です。
むさしのおむすびの特徴は、何といっても、塩ではなく醤油味の俵むすびですね!
もちろん、米、塩、海苔にもこだわっていて、一つ一つ手で握っているとのことです。
おむすびが、美味しいのでおかずはなくてもいいくらいですが、なんか気持ち和風の惣菜があるとなお良いので、こういうチョイスとなりました。

 

ところで
「おにぎり」と「おむすび」
とふた通りの言い方がありますが、普通は「おにぎり」ですよね。というか、私も周りの人たちも「おにぎり」と言っていました。
しかし、30年以上前、夫と出会った頃(彼23歳、私26歳)、彼が「おにぎり」のことを「おむすび」というのが、とても新鮮でした。
なんか、私のイメージでは「おむすび」というのは、日本昔話的な、懐かしいメルヘンチックな呼び方(おむすびころりん的な…)感じだったので、
「この人は、あったかい、いい人なんだろうな〜〜」と、思いました。

 

実際「おにぎり」って、物理的に「握っている」感しかなく、それにひきかえ「おむすび」は、物理的に米のかたまりが存在するだけでなく、「結ぶ」という言葉からも、作る人の愛情とか、食べる人の笑顔とか、まわりの人のハッピーな雰囲気とかを感じることができ、とっても素敵な呼び方だと思います。

 

それはそうと、この呼称の地域別の違いが気になったので、ネットでチェックしましたところ、面白いデータを発見いたしました!
これによりますと、全国的には、「おにぎり」と呼ぶ人が圧倒的に多いのですが、
(おむすびという人は、約10%)その中でも「おむすび」と呼ぶのは、地域別では
中国地方が第1位(30.7%)
県別では、
1位 広島県 43.2%
2位 山口県   41.5%
3位 静岡県 21.9%
4位 高知県 20.6%
5位 群馬県 20.5%
とのことです。
広島、山口ダントツですね。
ところで、夫の出身県の島根県は、全国では8位の18.9%なのですが、ここ石見地方は島根の中でも、広島に近く言葉も似ており広島文化圏と言えるので「おむすび」と呼ぶ人が多いのだと思います。
ちなみに、帰りの駅弁は、金沢駅で買いました。
加賀百万石ということで、こちらはちょっとゴーカです。

 

金沢三昧(1200円)


金沢名物三種詰め合わせ。
「のどぐろ&能登牛&カニ」を、一緒に味わえる贅沢なお弁当です。

 

金の越前かに寿司(1380円)

容器も金です。さすが、加賀百万石!
かに寿司の種類もいろいろあったのですが、今回は一番高いのにしてみました。
どちらも美味しかったのですが、食べはじめてから「カップ酒」も買っときゃよかった!
と、コーカイしました。。。
●おまけ●
金沢駅での時間待ちに「不室屋(ふむろや)」という和カフェに入りました。
「加賀麩」を味わえるお店だそうです。
食事は駅弁にするつもりでしたので、ここではお茶とお菓子をいただきました。

 

加賀棒茶(616円)
サクサクの麩菓子がついています。
棒茶というのは、加賀風の上品な焙じ茶のようです。

 

甘味三種とお茶(1296円)
麩わらび餅、麩あんみつ、生麩まんじゅうと麩のスイーツいろいろ。
量が多くて、夫と半分こして食べました。
最近、私達は、甘いものをよく食べるようになりました。
若いころは、塩ばっかり舐めてました…。

 

他のカフェはどこも満員でしたが、ここは静かで雰囲気も良くて、落ち着けて穴場です。
いいとこ見つけた。。。
年に一回くらいは金沢に来ているので、今度来たらまた来よう!と思いました。
金沢は、美味しいものがいっぱいあるのに、今回は以上です!
ザンネン!!

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